もしあなたが非移民ビザ保持者として米国に滞在中でそのビザ延長申請を期限内に行わなかった。また弁護士がその延長申請を忘れた。または申請書を移民局に郵送したのに郵送中に紛失されてしまったり、移民局審査室で紛失されてしまったとしましょう。このような場合、ステータスはどうなるのでしょうか?この場合、一定の条件下、”Nunc Pro Tunc Application”、いわゆる過去に遡った申請という方法があります。もしこの申請が認可されれば、ビザ受益者のビザステータスは申請が遅れた空白の期間を正当に取り戻すことができます。
しかし9.11同時多発テロ以来、この申請に対する移民局審査は大変厳しくなっています。移民法規則8 C.F.R 214.1(c)(4)によると、期限内に延長申請が結果として行われなかった場合の審査は移民局審査官の独自の裁量で行われるとされています。そこでこの申請の条件をいくつか紹介します。
つまり申請の遅れの理由が自分では制御できない状況であり、かつ自分の非移民ビザに対していかなる違反もないということであれば、“Nunc Pro Tunc”申請が可能となります。
ただ2005年、移民局が各審査官に対して発表した内部メモでは法律上申請を却下する際には十分明確な議論のもと決定されるべきで、もし却下に対して申請者よりアピール(再申請要請)がなされても、この却下そのものが公正な判断のもとなされ、法律上あらゆる法的規定や調査に対しても十分公平で説得力のあるものでなければならないとしています。このことから移民局は公平で質の高い審査および最終決定を行うことに専念すると同時に、移民局の審査官は提出書類の内容をありのまま評価することになります。また最終結果が却下であれば、移民法の規定に従って、特定の却下理由をはっきりと説明しなければなりません。またその却下は、あらゆる法的規定や調査に対しても充分公平で説得力があるものでなくてはならず、その却下理由は文書に正式に記されなければなりません。また申請者がアピールを希望する際の手続き方法についての詳しい注意書きも文書で必要です。また複雑なケースでは移民局の監督者や移民局専門弁護士との協議がなされるべきとも記されています。
そこでその異常な制御不能な状況を説明できるものとして私達が使用できるものとしては自身の医療上の問題や自分の代理となっている弁護士のミス、移民局のエラー、等様々な理由が考えられます。ただし単純に延長申請するのを忘れていたと言う説明では、認可を得るには不十分でしょう。
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