大使館・領事館面接の現状
Presented by : Sindell Law Offices, P.C.
2008/1/24

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☆大使館・領事館面接の現状

最近、東京や大阪など在日米国大使 館・領事館で行われる非移民ビザ(H-1、E、H-3、J-1、L-1ビザ等)の面接が、厳しくなってきているように思われます。覚えておかなければなら ないのは、仮に移民局から申請許可が下りても、ビザ査証取得のためには米国大使館・領事館での面接審査が残されていて、請願者は自分の申請が正当な理由に 基づいていることを領事に説明しなければなりません。特に日本から申請する場合は、その非移民ビザステータスにて入国するためにはビザ査証が必要となりま すので、面接が非常に重要なステップとなります。

面接に向けての基本準備として以下のものが挙げられます。

  1. 自分の役職がどういったものであるか詳しく説明できること。職務内容については申請書の説明を暗記するだけでは不十分です。その職務内容が何のためにあるのか、またその職務内容が自分の役職にどう当てはまるのか確認すること。
  2. 会社の役割、会社の具体的事業内容、顧客は誰か、社員は何人か、どういった役職があるか、顧客と同じまたは似たような役職名の社員が何人いるか、詳しく理解すること。
  3. 自分の申請上の役職が会社の財務に関わるものである場合、会社の利益や損失、主な規約、バランスシート上の財政問題、その他自分の役職と結びつく財務情報を理解しておくこと。

DS -156申請用紙とDS-157申請用紙が正確に記入してあることも大切です。どんな間違いも悲惨な結果につながり、結果として申請の却下や詐欺罪に問わ れ、今後の米国への入国が禁じられることもあります。DS-156申請用紙では、犯罪歴についても正確に解答することが大切です。たとえ10年前に酒気帯 び運転で逮捕され、その後そのことを報告せずにビザが下りたことがあっても、9.11以降、国務省は過去の情報をより多く搭載したデータベースを持ってい ます。申請者が忘れていたり、過去に申告しなかったことがあっても、現在ではそういった情報を自由に引き出すことができるため、気を付けなければなりませ ん。

会社は、必要に応じ、移民局に提出した雇用サポートレターとは別に、申請者の役職や会社について説明 した雇用サポートレターを提出しなければならないことがあります。その他に移民局に提出した申請書類のコピー、認可証、最近の給料明細(該当者のみ)、さ らに領事によい印象を与えられるような補足書類を提出します。

面接の準備を弁護士に依頼する必要があるか どうかについてよく聞かれますが、私の個人的な意見としては、移民申請に弁護士が絶対に必要であるということはなく、自信があれば申請者が個人でできるも のです。それでもなお、移民弁護士が仕事に追われているのは、移民法が複雑で、請願者自身でも、素人であるためにわからないことがたくさんあるからです。 私たちはケースを扱う上で、面接で質問されると考えられる事柄を列挙したり、申請用紙の正確な確認をすることができます。移民局申請に関しては多くの人が 弁護士に依頼する場合が多いのですが、その移民局申請に関して弁護士費用として数千ドル支払ったにもかかわらず、申請プロセスの最後の大使館・領事館面接 段階にだけ弁護士を雇わないというのは、思慮に欠ける場合もあるでしょう。実際、この最後の面接の結果に全てがかかっているのですから。

面 接に関して、申請が合法的で、申請者が自分で説明したとおりの仕事をするだろう、と面接官に判断された場合、面接はほんの2分で終わることもあるでしょ う。そうでない場合、30分から1時間にもなり、質問はかなり深い部分にまで及びます。友達の面接が2分で終わったから、自分も2分で終わるだろうとは言 えません。面接が簡単に行くように思えても、いつも完璧に準備しておくに越したことはないのです。

面接の 終わりには、領事から、ビザが下りたか、情報や審査がもう少し必要であるか、または申請が却下されたかが伝えられます。ここで重要なのは、仮に結果が却下 だとしたら、その結果に対する抗議申請が認められないということです。二度目の面接が許されることもありますが、一度申請が却下されてしまうと、ほとんど の場合は次の面接でも却下されることが殆どです。最終手段として、ワシントンDCの国務省に助言を求めることもできますが、ここでは法的な間違いである可 能性のある申請のみ審査されます。例えば、領事が法律[214(b)]の適用により請願者に永住の意思があるとみなし、申請を却下した場合、基本的にこの 結果を、覆すことは非常に困難です。非移民ビザ申請の却下理由の多くがこの[214(b)]の適用によるものです。

大 使館・領事館での面接の重要性をしっかり認識していない人は多くいます。理解の欠如や、非移民ビザに関する審査がより厳しくなっていることによって、申請 が却下されることが増えています。一度却下されると、ビザを申請し続ける限り、記録に傷が付いたままです。面接の成功には、十分な準備が必要であることは 明白と言えるでしょう

■掲載されている情報は、予告無く変更されることがありますのでご了承下さい。(2008年1月時現在取材)

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