例年通り激しい戦いが続く今季のNBAシーズンも、そろそろ終盤戦を迎えようとしています。そのなかで“ニューヨークの雄・ニックス”に、もうひとつ精彩がないのが残念なところ。ただこのニックスからは、今年も魅力たっぷりの1人のニュースターが飛び出してくれました。今回はその選手、「リトル・ネイト」ことネイト・ロビンソンを、みなさんにご紹介していきたいと思います。
このネイト・ロビンソンに関して特徴的なのは、なんといってもその小ささ。ネイトの身長は、わずか175cmに過ぎません。2メートルを超える選手など当たり前のNBAでは、彼の短躯はひときわ際立って見えます。一見すると、まるでゴリラの集団の中に可愛い小人が混じったかのよう。
ただ、それほど小さいからといって、「リトル・ネイト」を決して侮ってはいけません。まず、彼のアスレチック能力はニックス内でもNo.1。類い稀なバネを活かしてコートを跳ね回り、ゴールにひたむきに向かう姿は爽快感に満ちています。小さな背丈と、スケールの大きなプレ-のギャップは楽しく、ネイトは、地元ニューヨークでは当然のようにすぐに人気者になりました。
そして、驚くなかれ! チーム1小柄なこのネイト・ロビンソンは、今年のNBAオールスターゲーム・スラムダンク・コンテストに出場し、なんと見事に優勝を飾ってしまったのです! バスケの華・ダンクの豪快さを競うこのコンテストでは、背の高い選手のほうが有利なのは言うまでもありません。しかし、大技を連発したネイトは、そんな不利な要素をすべて覆してくれました。身長170cm台の選手がダンクコンテストを優勝したのは、史上わずかか2度目のこと。この驚くべきパフォーマンスで、ネイトはその魅力を全米に向けて大きくアピールしてみせたのです。
これから先、ニックスの試合を観に行く予定の人は、会場に着いたらまず背番号4を探してみましょう。ひときわ小さいから、彼がどこにいてもにすぐに分かるはず。そして、その奔放な動きをしばらく追いかけてみましょう。そこからは、爆発的なエネルギーがすぐに伝わって来るはずです。
小さくてもスケールの大きなダンク王、「リトル・ネイト」は、誰よりもバスケの楽しさを体現してくれる選手です。そんなネイトのプレ-を現在間近で観れるニューヨークの人々は、例えようも無くラッキーだと言えるのです!
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