ゴジラ松井は不発のままヤンキース敗退 名称の退団も濃厚で長く冷たい冬がこれから始まります
Written by : 杉浦 大輔
2007/10/29

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10 月8日、ヤンキースと松井秀喜選手の2007年が終わりました。プレーオフの1回戦で、クリーブランド・インディアンスに1勝3敗で完敗。松井選手も11打数でわずか2安打。残念ながら、チームを救うような活躍を見ることはできませんでした。これで、ゴジラ松井がニューヨークに渡って来て以来、5年連続でワールドシリーズ制覇に失敗。ヤンキースを世界一に導くことを使命に日本を後にした松井選手にとって、またも辛い結末となってしまいました。この雪辱を果たすためには、再び来年4月の来季開幕まで待たなければなりません。

そして、なによりもショッキングなのが、今季の敗北によってヤンキースのジョー・トーリ監督の退団が濃厚となってしまったこと。このトーリ監督とは、過去12年間もヤンキースの指揮をとり、4度もチームを世界一に導いた名将です。松井選手とも深い信頼関係で結ばれていたため、日本でも有名になりました。その監督がニューヨークを去るとなれば、これはまさにひとつの時代の終わりと言ってよいでしょう。「僕がヤンキースで5年間プレーしたなかで、とてつもなく大きい存在だったし、信頼している、非常に大好きな監督でした。また世界一の監督に戻したい、そういう気持ちでやって来たのだけれど、力になれなくて申し訳ないです」と、8日の試合後、松井選手も痛恨の表情でそう語りました。

間もなく、ニューヨークにまた冬がやって来ます。そしてこの冬がヤンキースにとって激動の季節となることはまず間違いありません。トーリ監督は本当にいなくなるのか? もしそうだとすれば、あとがまは誰に? そして今オフには、逆襲の切り札としてどんな選手が新たに獲得されるのか……? いずれにしても、敗北の後の冬はひたすらに長く冷たいもの。もう今はただ、この季節がヤンキースと松井秀喜選手の将来へ確かな礎となることだけを、静かに願いたいものです。

■掲載されている情報は、予告無く変更されることがありますのでご了承下さい。(2007年10月時現在取材)

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