長く激しい戦いが続いた今季のMLBも、ついにクライマックス。最終決戦、ワールドシリーズの対戦カードは、ボストン・レッドソックス対コロラド・ロッキーズとなりました。伝統の強豪であるレッドソックスと、まるで映画のように無印から快進撃を続けたロッキーズの対決に、全米は湧いたのです。
筆者は今回、ボストン、コロラド両地で2試合ずつを取材してきたのですが、2つの街にそれぞれ異なる特徴を感じました。まず元々ベースボールタウンといえるボストンは、市民が一丸となってレッドソックスを支えている感がありあり。街の象徴であるプレデンシャルタワーに「ゴー・ソックス!」の文字が踊ったのを先頭に、あらゆる場所でチームカラーの赤色が氾濫。シリーズ中は新聞の報道も、テレビ番組も、人々の話題も、まさにレッドソックス一色。この期間中にボストンを訪れた人たちは、実にエキサイティングで楽しい時間が過ごせことでしょう。一方、ロッキーズの本拠地であるコロラドは、大自然に囲まれた静かな街。なにせ初のワールドシリーズ進出だけに、準備も、人々の盛り上がりも手探りといった感じ。それでも街の人々はとても親切で、このイベントでコロラドを訪れた人に、少しでも良い思いをしてもらおうという真心が伝わって来ました。
シリーズの結果は、レッドソックスが第1戦から4連勝。見事に3年振り7回目の優勝を果たしました。たった4戦で終わってしまったのは残念でしたが、しかし1試合ずつは緊迫感に溢れる好ゲームで、ファンは十分に楽しんだはずです。そしてご存知のとおり、レッドソックスには松坂大輔投手、岡島秀樹投手が在籍しています。渡米1年目で世界一に貢献したこの2人の活躍は、日本のMLBファンをも大きく勇気づけたことでしょう。こうして、ボストン、コロラド、日本、そして全世界の人々を魅了したワールドシリーズ。様々な思い出と共に、今シーズンも終了です。最後に、今年も熱いプレーで私たちを楽しませてくれた選手たちに大きな拍手を贈りましょう!
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