一度はキャスティングから落とされつつも、ジュード・ロウとの数々のゴシップにより主演を勝ち取ったと言われるシエナ・ミラーと、ファッションリーダーとして多くのファンを持つメアリー・ケイト・オルセンが出演する“FACTORY GIRL”が今年2月2日からアメリカで公開されていることで再注目されているファッションアイコン、エディー・セジウィック。今回は、1960年半ばから70年初めのニューヨークにおいて輝いたモデル、エディーをご紹介します。
1965年、裕福な家庭に育ち、息を呑むほどに美しい才女。そんな全ての女性が羨むような人生を生きていたエディー・セジウィックの人生は、当時全盛期を迎えていたアンディー・ウォーホールとの出会いにより一転することとなります。ミッドタウンウエスト54丁目地下のロフトに、銀のホイルで壁一面を装飾した彼のスタジオ“ファクトリー”ではミュージシャンやアーティスト、俳優などありとあらゆる奇才たちが日中はアートや映画の制作に取り掛かり、夜になれば豪勢なパーティーを開いていました。エディーはそこにおいて、魅惑的で完璧なスーパースターの一人として存在し、すべての女性と男性の憧れとなるわけです。
しかし、アンディー・ウォーホールから自分の思うような愛と報酬を得られない彼女は、当時“時代の声”と呼ばれた、シンガーソングライターのダニー・クインに成功を約束され、彼のもとへと移ることに。その後も、波乱に満ちた彼女の人生は28歳という若さで終えることとなります。
映画ではシエナ・ミラーと、メアリー・ケイト・オルセンのファッション・バトルも見所。また、そんな彼女の最高に華麗でありながら波乱に満ちた人生を綴った本のひとつ『Edie: Girls on Fire』は、ファッションバイブルとして是非手に入れたいお洒落な一冊。彼女のずばぬけたファッションセンスを物語る数々の写真はもちろん、彼女自身が語る、人生の回想録といえる生前最後のインタビューCD(付録)も見逃せません。
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