Juicy Cuture(ジューシー・クチュール)や Lucky Brand Jeans(ラッキー・ブランド・ジーンズ)をはじめ、40レーベルを所有する数百万ドル規模の巨大アパレル企業Liz Claiborne(リズ・クレボーン)のデザイナー、Liz Claiborne(リズ・クレボーン)が、6月26日にガンのために死去しました。今回は、アメリカのアパレル業界において、大きな功績を残した彼女の生涯をご紹介しようと思います。
1929、アメリカ人の両親のもと、ベルギーのブリュッセルに生まれ、1930年代にはアメリカ、ニューオーリンズへ移った彼女。学歴に捕らわれない父の教えを受け、高校卒業を待たずして、ブリュッセルやフランスのニースにて、画家たちのもとでファインアートを支持するためヨーロッパへ戻ることに。しかし、その頃にはファッションデザイナーとしてのキャリアを求めていたリズは、後にニューヨークの7番街に再渡米。美貌も持ち合わせていた彼女は、デザイン・アシスタントとして、またある時はモデルとして数々のデザイン事務所に勤めることとなりました。1954年には、当時お互いに既婚者であったOrtenberg(オーテンバーグ)に出会い、1957年には結婚。1975年には、リズの叔父が元手金を出資して、ファッション・ディストリクト(7番街)において2人でデザインルーム及びショールームをオープンし、本格的なビジネス展開を始動することとなります。その後Leonard Boxer(レオナルド・ボクサー)がチームとして加わると、デパート各社でヒットを飛ばすようになり、リズはデザイン、オーテンバーグは運営と財務、ボクサーはプロダクションを担当するようになりました。
自分自身が子供を持つキャリアウーマンであることより、キャリアウーマンのための実用性を重視したワードロープを提供し続けてきたリズは、1989年にリタイア。彼女が現役を去った現在も、リズ・クレボーン社は既存の40レーベルと4つのライセンスブランドに加え、今年5月にはNarciso Rodriguez(ナルシソ・ロドリゲス)とのライセンス契約を結ぶなど、生き残りをかけています。
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